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春の土用にウナギは的外れ!?「土用の丑の日」の由来と意義

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最近では、夏の風物詩であった「土用の丑の日」が、春の土用でも言われ始めましたね。

春はウナギの旬にも近いことから、食文化に馴染むのも早かったことと思います。

この「春土用のウナギ」は、どんな意味を持つ行事なのでしょうか?

陰陽五行説と由来の観点から見ていきましょう!

 

 

「ウナギを食べる」ようになったいわれ

「土用のウナギ」の慣習は、江戸時代に平賀源内の発案で流行したという話が有名ですね。

ウナギの旬は冬なので、売れづらくなる夏場の販促活動に始まったもので

いわばバレンタインデーのような商戦だと言われています。

 

実はこの話は、ウナギに限らず「【う】の付く食べ物を食べると夏負けしない」と言われ、

その中でもウナギが最も良い!という形で流布されたものでした。

そのため、特に目立って広められたウナギが風習として定着しましたが、

他にも「土用に良い」とされる食べ物がありました。

 

他にどんな「う」の付く食べ物が挙げられていたのかというと、

  • 梅干し
  • 瓜(きゅうり・にがうり(ゴーヤ)なども含む)
  • うどん
  • ウニ
  • うずら卵
  • ウド

などがあります。

 

昔からよく「ウナギと梅干しは食べ合わせが悪い」と言われますが、

おそらくこの時期に欲張って失敗した先人がいらっしゃったのではないでしょうか。笑

 

「う」の付く食材を選ぶ理由

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では、なぜ「う」の付く食べ物が良いと言われるようになったのでしょうか。

そこには月の干支が深く関係しているのです!

 

まず、土用は年に4回あり、その月は必ず決まっています

  • の土用:4月下旬頃
  • の土用:7月下旬頃
  • の土用:10月下旬頃
  • の土用:1月下旬頃

そして、「干支の十二支」は「一年の十二か月」にも割り当てられているのですが、

これを当てはめてみると、

  • の土用:4月下旬頃 = 辰の月
  • の土用:7月下旬頃 = 未の月
  • の土用:10月下旬頃 = 戌の月
  • の土用:1月下旬頃 = 丑の月

となります。

 

この十二か月の干支は、時計の文字盤と同じ形で、丸く並んでいます。

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(手書きのブレぎみの図ですみませんw)

ここで、夏の土用を含む「未の月(7月)」と、冬の土用を含む「丑の月(1月)」

対極の関係になることがわかります。

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夏の土用の頃は、一年の中で最も暑さが厳しくなる時期なので、

その対極にある、一年の中で最も寒い時期 = 丑の月

の気を取り入れて、心身のバランスを取っていこうという考えから

夏の土用は「丑の日に、「うし」の「う」が付くものを食べる」

という慣習ができあがりました。

 

中でもウナギは、冬の季節を表す「黒色」の食べ物なので、

特に「冬の気を取り入れる」ためには効果が高いとされたようです。

 

春の土用に摂りたい食べ物

と、いうことは、

4月の春の土用に、1月の季節に基づいた物を食べるのは、

本来の意味とかけ離れた行動ということになってしまいます!

 

そこで、同じ理屈にならって、

春の土用は、辰の4月の対極の月 = 10月の戌の月にちなんで、

「戌の日」に「い」の付く食べ物を食べると良いと言われています

 

「戌の月」は秋の土用に当たる月ですが、秋は「白色」で表されるので

白い食べ物が特に良いと言われています。

 

「い」の付く白い食べ物といえばイカが代表的ですが、他には

  • いくら
  • いちじく
  • いよかん
  • いりこ
  • インゲン豆
  • 稲荷寿司

なども挙げられています。

いちごは春が旬ですし、白いちごなどもあるため、春土用に特によく奨められています。

 

ただ、そもそも論ですが

「春」は対極の季節の気を取り入れる必要があるのか?という疑問も残ります。笑

もともと春・秋はバランスのとれた「季節の移り変わり」の時期ですので

均衡を取るのも良いですが、次の季節を迎えることも意識しておきたいですね。

 

ウナギは絶滅危惧種

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さらに近年では、2014年にニホンウナギが絶滅危惧1B種に指定されて以来、

国内で土用の食べ控えが呼びかけられています。

 

なぜ絶滅危惧まで至ったかというと、

ウナギの「天然もの」というのは、海から獲った成魚を指しますが

「養殖」というのは、決して養殖場で卵から育てられた魚ではなく、

シラスウナギ(子ウナギ)を海から捕獲して、養殖場で育てて出荷しているからなのです。

 

ですから、畜産牧場の豚さんや牛さんと違って、人間の囲った中で増やしているわけではなく

海で生まれた子ウナギを、自然環境や他の動物などの脅威から守って育てているだけで

結局育ったウナギさんは人間が食べてしまうので、

結果的に絶対数がどんどん減っているということなのです。

 

最近では、ウナギさんの完全養殖に成功したとの事例もあり、

絶滅から救おうという運動にも、良い兆しが見えているようですが

これまで当たり前に思われてきた「土用ウナギ」のルーツや意味を知ることで

大切に食べることができますし、食べるという選択を考える指針にもなると思います。

 

 

日本の伝統的な食文化であると同時に、価値ある生物でもあるウナギ。

どちらも大切に、私たちで守っていきたいですね♡

 

 

 

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